お中元の由来、贈る時期、マナー、喪中の扱い

LINEで送る
Pocket
reddit にシェア

otyuugen
 日本では夏の時期に、商い先や世話になった人に贈り物をする「お中元」と言う習慣があります。

 最近は形骸化し、虚礼廃止の方針を掲げて遣り取りをしていない会社もありますが、お中元の習慣はまだ日本社会に根強く残っていますでの、贈る時期やマナー、喪中の扱いなどについて知っておいた方が良いでしょう。

スポンサードリンク

お中元の由来

 お中元とは、古代中国の道教に由来する年中行事で、三元(上元・中元・下元)の1つです。

 中国仏教では、この日に祖霊を供養する盂蘭盆会を催し、これが日本に伝わって神道と習合し、お盆の行事となりました。江戸時代には、盆供(先祖への供物)と共に、商い先や世話になった人に夏の贈り物として「お中元」を贈るというの贈答習慣として根付きました。
 もともと旧暦の7月15日に行われていましたが、現代の日本では新暦の7月15日または8月15日に行われています。

お中元を贈る時期

 お中元を贈る時期は、以前は東日本で7月初旬から7月中頃まで、西日本では8月初旬から8月中頃まででした。しかし、最近ではいずれの地方も7月の初めから中頃までに贈ることが一般的になってきています。

 もしこの時期を逃したら、8月6日までなら暑中見舞い、8月7日から8月31日までなら残暑見舞いとして贈ります。

お中元は誰に贈る?

 誰に送らなければいけないと言う決まりはありませんが、一般的には

 ・お得意様など、いつもお世話になっている方
 ・結婚している場合にはお互いの実家の両親
 ・上司
 ・仲人
 ・結婚して間もない場合には、結婚式の時に主賓として招いた方
 ・子どものお稽古ごとの先生
 ・お礼の気持ちをあらわしたい友人、知人
 ・兄弟姉妹、親戚など。

 が、対象となります。

 注意
 相手が政治家や公務員、公立学校の先生である場合、贈り物をすること自体が公職選挙法や公務員規定に抵触する可能性があります。

 また、会社によってはお中元やお歳暮のやりとりを禁止していたり、禁止はしていないものの習慣がない場合もあります。事前に先輩社員などに確認しておきましょう。

スポンサードリンク

お中元の贈り方

 お中元の贈り物には、花結び祝いと呼ばれる「のし紙」を贈り物に掛けます。表書きは濃い色の墨を用いて楷書体で書くのが基本ですが、献辞(上書き)は水引中央結び目の上に「御中元」と書き、名前書きは水引中央結び目の下に献辞よりやや小さめにして「フルネーム」で書き入れます。

 本来は事前に訪問時間を打ち合わせて先方宅に直接持参するのが礼儀でしたが、昨今はデパートなどから直送したり宅配便を利用することが一般的になっています。デパートなどで頼めば、のし紙などの包装から配送まで全てやってくれるので、任せるのが良いでしょう。

 また送りっぱなしではなく、品物に挨拶状を同封するか、品物が届く前に送り状(挨拶状)を郵送しておきましょう。親しい間柄であれば、電話かメールでも構いません。送り状と礼状についてはお中元の送り状とお礼状、マナーと書き方、文例で。

お中元の相場は?

 おつきあいの程度によっても違いますが、一般的には3000~5000円位のようです。

お中元は喪中でも贈る?

 お中元はお祝いごとではなく日頃の感謝を伝えるものなので、当方と先方のどちらが喪中であっても贈って差し支えありません。ただ、49日の間は避け、暑中見舞いや残暑見舞いとして贈り、紅白の水引きを控えるのが無難です。

お中元のお返し

 お中元は、お世話になった方々に贈ったり取引関係の方々に贈るのが一般的ですので、贈られてもお返しは特に必要ありません。ただ、届いたら出来るだけ速やかに礼を伝えるのが礼儀です。これも送り状と同じく、親しい間柄であれば電話やメールでも構いませんが、本来は手紙で礼状を送るのが正式な礼儀です。

 お礼だけで気が済まない場合、返礼として同額程度の「御礼」の品や「お中元」を贈る事も出来ます。

お中元関連記事
お中元の送り状とお礼状、マナーと書き方、文例
スポンサードリンク

この記事が役に立ちましたら、1日1回クリックを。
ブログランキング・にほんブログ村へ
または、SNSで共有して頂けると励みになります
LINEで送る
Pocket
reddit にシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

CAPTCHA