厄祓い、厄除け、厄落としの違いは?。何を、いつやればいい?

 厄年(やくどし)は、厄災に見舞われることが多いとされる年齢のことで、平安時代にはすでに存在していました。しかし、その根拠も起源もハッキリせず、勿論科学的根拠はありません。

 しかし、長い間日本で根強く信じられ、厄年を迎えた男女は厄災を避けるために厄祓いや厄除け、厄落とし、更に厄祝いなどを行なってきました。

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厄年の年齢

 厄年の場合、年齢は数え年で数えます。数え年というのは、生まれた時点で1歳とし、誕生日ではなく1月1日に1歳年齢が加わる数え方です。

 また、一般的に男性と女性の厄年は異なります。

女性

 前厄   本厄   後厄 
18歳 19歳 20歳
32歳 33歳 34歳
36歳 37歳 38歳

男性

 前厄   本厄   後厄 
24歳 25歳 26歳
41歳 42歳 43歳
60歳 61歳 62歳
 

参考:数え年 – Wikipedia

本厄と前厄、後厄

 上の表にあるように、厄年には本厄、前厄、後厄があります。厄年となる年齢が本厄で、その1年前が前厄、1年後が後厄で、それぞれ本厄と同じく災厄が多いと言われています。

大厄

 厄年の中でも 男性の42歳と女性の33歳は大厄と呼ばれ 、凶事や災難に遭うと言われており、厄年には厄祓いを行います。

厄祓いと厄除け、厄落としの違い

 厄祓(厄払いの字を当てることもある)、厄除け、厄落としは、目的は同じですが、それぞれする事が違います。
 

厄除け

 一般にお寺で祈祷を受けるのを”厄除け”と呼びます。
 

厄祓い

 一方神社でお祓いを受けるのが”厄祓い”。
 

厄落とし

 厄除けや厄祓いとは別に、自身が厄を除ける行動をとる”厄落とし”と呼ばれるものもあります。例えば

・町内会などの役に就く
・縁起物や金品を撒く
・他人に金品を配ったり、振る舞う
・縁起物、厄を除ける物を身に着ける
・新築や増築をする
・年重ね・年直しをする

 等。

 江戸時代には、厄年の人が祝儀や物を配ったり、人招いてご馳走する事で厄をその場の人で分散するのが庶民の間では一般的だったそうです。

 縁起物や金品を撒く、と言うのは、節分の豆まきがその一つです。神社やお寺で節分の日に豆やお菓子、小銭等を撒くのがそれです。

 身に着ける物としては、七色の物、長いもの、鱗が付いている物が良いとされ、厄年の人にそう言った品を贈る習慣もあります。

 新築や増築は、何かを新しくする事が厄落としになる、と言う発想から来ています。

 年重ね・年直しと言うのは、東北地方で春分の日にもう一度正月を祝う事で、1年が過ぎたことにして厄年を終わらせてしまう習慣です。

参考:厄年に新築、引っ越しをしても大丈夫?厄除け・厄祓い・厄落としの違いとは

厄祝い

 厄祝い、と言うのもありますが、これは厄落としの一種です。厄落としの所で「人招いてご馳走する事で厄をその場の人で分散する」と書いたのがそれで、厄年の人が親戚や親しい人を招いて宴会を開き、参加者に少しずつ厄を持ち帰って貰うというものです。

 ただ、最近ではこの習慣も少なくなり、親戚や親しい人、ご近所に厄除けの品を贈る事が多くなっているようです。

厄払い、厄除けを行う時期は?

 厄年は数え年なので、1月1日から厄に入ることになります。そのため、初詣の時に厄除け・厄払いの祈祷を同時に受ける人も多いようです。

 また、鬼を払う行事である節分に、厄を払う意味をかけて節分に受ける人もいます。つまり、いつやらなければいけない、と言う厳格な決まりはなく、お寺や神社も都合がつけば何時でも厄払いを受け付けてくれます。

厄除け祈願の贈り物

 親しい人や親戚に厄年の人がいる場合、厄除け祈願の品を贈る習慣があります。これも厄落としの一種で、「長いもの」「七色のもの」「うろこ模様のもの」が厄除けに良いとされます。
 

女性への贈り物

 厄除けのお守りですから、日常身につける物であることが望ましく、昔は腰紐や帯などが贈られていたそうです。現代では女性への贈り物にはスカーフやマフラー、財布、ネックレス、ブレスレッドがよく選ばれ、水晶や真珠を使った物が人気です。
 

男性への贈り物

 男性にはネクタイやマフラー、ベルト、財布、キーケースが多いようです。

お返し

 厄祝いに招かれても、お返しをしていはいけません。厄祝いの目的を思い出して下さい、「参加者に厄を持ち帰って貰う」事でしたね?。そこでお返しをすると、厄を送り返すことになってしまうのです。

 しかし、厄除け祈願として贈り物を貰ったらお返しのするのがマナーです。贈り物に選ぶのは、消耗品やお菓子など、基本的に後に残らない物が良いようです。

参考:厄除けのお返しは必須か? | Shaddyのギフトマナー辞典

まとめ

・厄年の根拠や起源は不明
・厄年は数え年を使い、男女で違う
・男の42歳と女の33歳は大厄
・お寺で祈祷を受けるのが厄除け
・神社でお祓いを受けるのが厄祓い
・自分で厄を避ける行動をとるのが厄落とし
・人を招いて酒宴を開くのは厄祝い
・厄除け、厄祓いはいつやっても構わない
・厄祝いに招かれてもお返しをしてはいけない

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