ひな祭り、食べ物の意味と由来

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 ひな祭りは女の子の健やかな成長を祈る行事で、直ぐ思いつくのはひな人形だと思います。しかし、それ以外にも、ひな祭りで食べる行事食があります。白酒やあられ、ちらし寿司などがそうですが、それぞれに意味や由来があります。

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ちらし寿司

 定番は、ちらし寿司でしょうか。ただ、このちらし寿司は元々祭礼の日に作られる料理で、ひな祭りと大きな関連があるわけではありません。

・海老   腰が曲がるまで長生きしますように
・れんこん 将来の見通しがいい
・豆    健康で、まめに働き、まめに生きる

 と言った、縁起物の食材が多く使われるため、祭礼の時やお祝いの席で良く作られます。

 

はまぐり

 はまぐりのお吸い物も、ひな祭りの代表的な料理です。はまぐりは、女性の貞節(ていせつ)を表します。はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でなければぴったりと合いません。このことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという願いが込められた縁起物です。

 

白酒

 ひな祭りで白酒が飲まれるようになったのは、江戸時代中期以降。それ以前は、桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、桃の花を酒に浸した「桃花酒(とうかしゅ)」を飲む風習がありました。

 白酒を最初に売り出したのは創業1596年の豊島屋(千代田区に現存)と言う酒屋で、初代豊島屋十右衛門の夢枕に紙雛が現れて白酒の製法を伝授し、これを桃の節句前に売り出したところ飛ぶように売れ、以降ひな祭りには白酒が定番となっていきました。毎年桃の節句前の2月24日に行われた白酒の大売出しでは江戸中から人が押し寄せ、風物詩となった様子が記録に残っています。

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 甘酒と白酒を混同する人がいますが、この二つは全く別物です。白酒は、蒸したもち米にみりん、または米麹と焼酎などを混ぜて仕込み、約1ヶ月間熟成させた後にすりつぶして作られたものでアルコール度は10%前後。酒税法上ではリキュールに該当します。当然未成年者は白酒を飲むことが出来ません

 

菱餅

 上から赤、白、緑の3色のお餅を菱形にして重ねたものです。地方によっては2色であったり、三角形の場合もあります。赤は魔除けであり桃の花を、白は純潔と残雪、緑は長寿・健康と若草を表します。この3色には「雪が溶けて、草が芽生え、花が咲く」と言う意味があるとも言われています。

 

雛あられ

 昔女の子が雛人形を持って野辺、川辺、磯へ出掛けてお雛様に春の景色をみせてあげる「雛の国見せ」と言う風習があり、その時春のご馳走と共に持って行ったのが雛あられの始まりです。菱餅を外で食べるために砕いて作った、という説もあります。

 ちなみに関西と関東でかなり違いがあり、関東では甘い味をつけたポン菓子で緑とピンクに着色した粒が混ぜたもの。関西では直径1センチ程度の大きさがあり、しょう油や塩などで味付けをした、餅から作ったあられとなっています。

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