寝言が多い、その原因は病気かも?

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 寝言は睡眠中の無意識状態で発せられる言葉で、子供に多く見られる現象です。通常は成長と共に消えるのですが、ある研究結果によると、大人でも日常的に寝言を言う人が数パーセント存在すると言うことです。

 寝言は、頻度が低ければ特に問題ありませんが、寝言が多い場合、その原因が病気であることもあるので注意が必要です。

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寝言の原因

 寝言には様々な原因がありますが、頻繁に寝言が出る場合は注意が必要です。
 

ストレス

 ストレスが寝言の原因になります。日常的に強いストレスにさらされると、夢にそのストレスが反映され、感情的な寝言が出やすいのです。

 特に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になると、毎晩のように悪夢にうなされ、寝言を言う回数が増えます。

 もしうなされたり、大声で寝言を言ったらストレスが原因である可能性が高いと言えます。
 

レム睡眠行動障害

 レム睡眠行動障害は、レム睡眠の時期に体が動き出してしまう睡眠障害です。単に寝言言うだけでなく、突然起きあがって大声を上げたり暴れたりします。

 50代以上の男性に多く見られ、寝言や睡眠時の異常行動が本人の見ていた夢と一致するのが特徴です。中には、レム睡眠行動障害で人を殺してしまった例もあります。

 夢遊病と似ていますが、レム睡眠行動障害は異常行動中に覚醒させることが容易で行動中の記憶があり、夢遊病は覚醒が困難で記憶がない点が異なります。

 また、レム睡眠行動障害をもつ患者の80~90%は何らかの脳疾患を発症すると言われており、注意が必要です。

 50代以上の男性で、寝言と同時に異常行動があったら、レム睡眠行動障害が考えられます。
 

睡眠時無呼吸症候群

 睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に頻繁に呼吸が停止する病気で、停止した呼吸が再開するときに寝言が出やすいのが特徴です。

 寝言自体は不明瞭なうめき声に近い物が多く、はっきり聞き取れないのが殆どです。

 不明瞭な寝言を言う人が、いびきをかいたり、突然呼吸が停止したら、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

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ナルコレプシー

 ナルコレプシーは、日中に起こる強い眠気の発作を主な症状とする睡眠障害です。

 ・突然強い眠気に襲われる睡眠発作
 ・寝入りばなに幻覚を見みる入眠時幻覚
 ・金縛り(睡眠麻痺)
 ・感情が昂ぶった際全身が脱力する情動脱力発作

 が4大症状で、しばしば悪夢を伴う感情的な寝言を言います。
 

夜驚症

 夜驚症は小学校入学前から小学校低学年の児童に多く見られ、睡眠中枢が未成熟なために起こる症状だと考えられています。

 睡眠中に突然起き出して叫び声や悲鳴をあげ、殆どの場合目覚めた時に本人はそのことを覚えていません。

寝言に返事

 よく「寝言に返事をしてはいけない」と言われますが、これはただの迷信ではありません。

 寝言の多くはレム睡眠時、つまり眠りが浅いときであるため、そこで寝言に返事をすると、さらに脳が覚醒してしまいます。そのため睡眠の質を低下させ、さらに寝言が酷くなることも考えられます。

寝言の対策

 子供の場合、思春期までには自然と収まりますので、あまり神経質になる必要はありません。ただし、強いストレスが原因である場合は一時的にストレス源から隔離するなどの対策が必要で、できれば専門家のサポートを受けて下さい。

 PTSDやレム睡眠行動障害、睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシーが疑われる場合は専門医を受診して下さい。

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