インフルエンザ脳症とは?。その症状と予防、後遺症

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 インフルエンザは感染すると1~2日の潜伏期間を経て、40度前後の高熱を発し、だるさや筋肉痛、関節痛などの全身症状が現れます。その後、10日以内には自然回復するのですが、希にインフルエンザ脳症と言う病気を発症することがあります。

 主に5歳以下の幼児に発症し、死亡率は10%近いと言う怖い病気ですから、その兆候を見逃さないよう、病気について知っておきましょう。

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インフルエンザ脳症の症状

 インフルエンザ脳症は急激に発症するのが特徴で、多くが発熱後に数時間から1日で神経症状が現れます。代表的な症状は3つ
 

けいれん

 全身がガタガタと、そして左右非対称に震える。10分以上続く、また時間は短くても何度も繰り返す場合、インフルエンザ脳症の可能性が高いです。
 

意識障害

 朦朧として呼びかけにも答えない、少しくらいの痛みには反応しない状態です。
 

異常行動

 幻覚や幻視。うわごと、急に怖がったり怒ったり泣き出したり笑ったりする。意味不明な言葉を発する。ろれつがまわらない。

 症状が進行すると、血管が詰まったり、多臓器不全を起こすこともあります。

インフルエンザ脳症の原因

 インフルエンザ脳症については解明されていないことも多いのですが、鍵となるのは免疫を調節し、体内に侵入した病原体を排除するサイトカインと言う物質です。

 サイトカインは複数の種類が存在し、相互に連携を取りながら働く”サイトカインネットワーク”を形成しています。ところが、このネットワークがインフルエンザウィルスに攻撃されてダメージを受け、過剰な免疫反応が発生、「高サイトカイン脳症」という状態になって脳が障害を受けると、インフルエンザ脳症になります。

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インフルエンザ脳症の後遺症

 インフルエンザ脳症が進行すると、後遺症が残ることがあります。

 四肢(手足)の麻痺、てんかん、知能低下等。脳が障害を受けるため、運動神経や知能に後遺症が出るのです。後遺症が出るのは、25%程度と言われています。

インフルエンザ脳症の予防

 インフルエンザ脳症については、その発症メカニズムが解明されていないため、確実な予防策はありません。

 ワクチンや抗インフルエンザ薬も、一定の効果は期待できますが、それで確実に予防できる物ではありません。ワクチンを接種しても、インフルエンザ脳症を発症したケースもあるのです。

 今のところは、インフルエンザにかからないことが最大にして唯一の予防策と言えます。

 そして注意しなければならないのが解熱剤。インフルエンザを発症した時に解熱剤を使用すると、インフルエンザ脳症を起こしやすくなると言われています。

インフルエンザ脳症の前兆

 インフルエンザ脳症の前兆は、神経症状の初期症状で判断するしかありません。痙攣や意識障害、異常行動が見られたら、すぐに病院を受診して下さい。
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