ピロリ菌の検査と除菌、費用は?、保険適用?。実は自宅でも

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 ヘリコバクター・ピロリ菌、通称ピロリ菌。人間の胃に生息する細菌で、胃潰瘍の原因の70%、十二指腸潰瘍の原因の90%と言われ、日本人のガンで一番多い胃がんの原因となる場合も多いと言うピロリ菌。衛生管理の徹底によって40代以下の感染率は25%以下ですが、40代以上では70%にも達すると言われています。

 そのピロリ菌感染しているかどうか、胃潰瘍や胃がんなどの自覚症状が出ない限り、中々自分で知ることは出来ません。検査はどこで受ければ良いのか?、除菌するには?、費用はいくらかかるのか?、をまとめました。

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ピロリ菌の検査

 ピロリ菌の検査には

呼気検査: 尿素の入ったカプセルを服用する前と、服用後10~20分に吐く息を採取して、含まれる二酸化炭素の量を調べる
血液検査: 血液を採取、ピロリ菌に対抗する抗体が含まれているかどうかを調べる
内視鏡検査: 内視鏡で潰瘍を調べ、胃粘膜も採取してピロリ菌を培養する
 の3つがあります。一長一短ありますが、一番信頼性が高いのは内視鏡検査です。

 また、ピロリ菌の検査をする場合の費用について、保険適用になる場合とならない場合があります。
 

保険適用

 現在の健康保険制度では、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、血小板減少性紫斑病、早期胃がん術後の確定診断ができていれば保険適用です。

 逆に それらの病気の確定診断ができていないと保険適用となりません 。そして、胃潰瘍や慢性胃炎である事を確認するには、検査を受けなければなりません。検査は通常は胃カメラによって行われます。

 これらの検査を行わず、ピロリ菌への感染だけを調べたい場合は保険適用されませんので、費用は自己負担です。
 

検査費用

 全額自己負担の場合、初診料を含めて8千~9千円位になります。保険適用になれば費用は3割負担、つまり1/3です。

 ここであげた検査費用は、初診料と尿素呼気法(呼気検査)で検査した場合の費用です。病院によっては、検査結果の確度を高めるために、複数の検査方法を用いて判断する場合があり、その分費用もかかります。

 つまり、8千~9千円(保険適用なら3千円程度)と言うのは最低料金だと思って下さい。
 

自己検査

 ピロリ菌は検査キットを使用して、自宅で自己検査が出来ます。検査キットは通販で購入可能ですが、万全を期すため複数の検査方法で検査することをお勧めします。

 下の検査キットは左が血液中の抗体を調べる物で、右が便中抗原検査です。

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ピロリ菌の除菌

 ピロリ菌の感染が判明したら、除菌します。除菌は、胃酸をおさえる薬と2種類の除菌薬(抗生物質)を1日2回7日間服用します。

 その後、4週間以上経過してから、ピロリ菌を除菌できたかどうかの検査を行い、菌が検出されなければ除菌成功です。だいたい7~8割くらいの人が除菌に成功しますが、除菌できなかった場合には、別の除菌薬に変えて再び7日間薬を飲むことになります。2次除菌で、ほぼ9割が除菌に成功すると言われています。

 ここでも、保険適用になる場合とならない場合があります。
 

保険適用

 条件は検査の場合と同じ、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、血小板減少性紫斑病、早期胃がん術後の確定診断ができていれば保険適用となります。

 また、一度除菌に失敗した人。2次除菌は保険適用となります。
 

除菌費用

 自己負担の場合の費用は7日分の薬代が6千~7千円。4週間後の検査が9千円程度。保険適用になれば、その1/3です。

 最後に
 自己負担の場合、検査から除菌まで、その費用は2万5千円位になるようです。保険適用なら、ほぼ1/3。

 高い、と思われるでしょうか?。しかも、一度除菌しても再発することもあります。しかし、潰瘍の人の90%以上がピロリ菌に感染しており、自然治癒しても1年後の再発率は67.1%。それがピロリ菌を除菌すると8.8%になると言うのですから、その効果は大きいと言えます。

 ピロリ菌はがんとの関連も指摘されており、特に長いこと胃の不調が続いている方は、一度検査しておくことをお勧めします。

ピロリ菌を除菌するための食事
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