夏型過敏性肺炎とは?。原因と症状、治療と予防について

LINEで送る
Pocket
reddit にシェア

 夏場に特定の場所に行くと発熱やせき、呼吸困難感、だるさなどの症状がでる、その場を離れると症状が治まる。またその場所に行くと悪化する。そんな症状に悩まされている方、それは夏型過敏性肺炎かも知れません。

スポンサードリンク

夏型過敏性肺炎

 過敏性肺炎は、埃やちりなどを吸い込んでいるうちに、これらの物質にアレルギー反応を起こして発症する肺炎のことを言います。

 中でも、酵母カビの1種であるトリコスポロン・アサヒやトリコスポロン・ムコイデスをアレルゲンとして、6月頃から10月頃までの夏期をピークに発症するものを夏型過敏性肺炎と呼び、過敏性肺炎の70%を占めると言われています。

夏型過敏性肺炎の原因

 原因は既に書いたように、酵母カビの1種であるトリコスポロン・アサヒやトリコスポロン・ムコイデス。これらの菌は高温多湿を好み、日当たりと風通しが悪くて湿っぽい場所で発育します。台所の水周り、洗面所、風呂場、畳の下等にカビが生えていたら、夏型過敏性肺炎が発生する危険性が高まります。

 このような環境に長時間いると発症しやすいため、長時間室内で働く専業主婦で発症するケースが多いようです。また、東日本に比べて西日本で発症例が多くなっています。

夏型過敏性肺炎はうつる?

 過敏性肺炎は感染症ではなく、アレルギーですのでうつることはありません。
スポンサードリンク

夏型過敏性肺炎の症状

 夏型過敏性肺炎の3大症状と言われるのが、「空咳、発熱、息切れ」です。喉のイガイガ感から咳が続き、階段を上る程度の運動で息切れがし、発熱が続きます。

 毎年同じ時期にこれらの症状が出る、と言う人は、夏型過敏性肺炎を疑いましょう。

 また、症状はトリコスポロンを吸い込んでから6~8時間後に出ます。

夏型過敏性肺炎の治療

 夏型過敏性肺炎になったら、まず呼吸器を専門とする内科を受診して下さい。

 過敏性肺炎はアレルギー症状であり、特効薬はありません。原因となっているトリコスポロンを吸入する環境から離れることが基本です。これだけでかなり改善しますが、症状が重い場合はステロイド薬の経口・点滴投与を行うこともあります。

夏型過敏性肺炎の予防

 予防のために最も重要なのは、環境改善によって抗原を取り除くことです。

 家や職場などの環境が原因の場合は、掃除や消毒、風通しを良くするなどの対策を取ります。具体的な方法は、カビ関連記事を参考にして下さい。

梅雨だけじゃない、押し入れ、布団、フローリングのカビ対策
梅雨の時期だけじゃない、畳のカビ対策、除去と予防
洗濯機のカビの原因、掃除方法と予防方法

 最後に
 過敏性肺炎は長く続くと、肺に線維化と呼ばれる状態になります。線維化すると、抗原に晒されなくても、常にせきや呼吸困難感等の症状が出るうえ、 この線維化は一度なってしまうと二度と元に戻りません 

 もし6月~10月の間に風邪でもないのに咳き込む、呼吸困難かがある場合は、速やかに呼吸器を専門とする内科を受診して下さい。

スポンサードリンク

この記事が役に立ちましたら、1日1回クリックを。
ブログランキング・にほんブログ村へ
または、SNSで共有して頂けると励みになります
LINEで送る
Pocket
reddit にシェア

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>