神父と牧師の違いって?。結婚式場にいるのはどっち?。

神父と牧師


 神父と牧師の違いってご存じですか?。どちらもキリスト教の聖職者の名称ですが、何故2種類あるのでしょうか?。よく教会で結婚式を挙げますが、その時教会にいるのは神父でしょうか?、牧師でしょうか?。
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神父と牧師の違い

 神父と牧師の違いは、簡単に言うと宗派の違いです。仏教に様々な宗派があるように、キリスト教も思想の違いから沢山の宗派に別れています。その中で3大宗派と呼ばれるのが

 ・カトリック
 ・正教会
 ・プロテスタント

 簡単に言うと、

 牧師はプロテスタントの聖職者で職名。
 神父はカトリックと東方正教会の聖職者の敬称。

 ということになります。同じキリスト教ですが、両者にはかなり大きな違いがあります。
 

神父

 カトリックは、ローマ教皇庁(バチカン)と言う中央組織を持ち、ローマ教皇を頂点とした全世界に12億人以上の信徒を有するキリスト教最大の教派です。

 神父はカトリックにおける主教や司祭を呼ぶときの敬称で、信徒より高い立場にあり、信者を統括します。また、神父は一部例外を除いて結婚できないなど、プロテスタントに比べて厳格な決まりがあります。

 正教会は、東ローマ帝国の国教として発展した歴史から「東方正教会」の呼び名もあります。正教会の聖職者も敬称として神父が使われます。

 東方諸教会は、主に旧東ヨーロッパ以東の国で信仰されるキリスト教諸教派のうち、カトリックにも正教会にも属さない教会の総称です。
 

牧師

 プロテスタントは、その担い手たちがローマ・カトリック教会に抗議(ラテン語でプローテスターリー)したことに由来します。

 カトリックから分離した諸派の総体をプロテスタントと呼び、全体を統括するような組織や代表者はいません。そして、プロテスタントでは万人祭司の考え方をとっているため、牧師を聖職者とみなす概念が薄く、その立場は一般信徒と差異はないというスタンスをとっています。
 

服装

 神父と牧師では、服装にも違いがあります。

 カトリックの神父はキャソック(英語)、またはスータン(フランス語)と呼ばれる、足下まで隠れる裾の長い学ランのような服を着ます。黒は司祭、赤紫は司教、赤は枢機卿、白は教皇と、階級によって色が決まっています。ミサや礼拝の際には、その上からアルバと呼ばれる、くるぶしまである白いゆったりとしたローブを纏い、ストラと呼ばれる帯を首からかけ、カズラと言うマントを羽織ります。

 正教会と東方諸教会では、キャソックと似たポドリャスニクを着て、その上からゆったりしたリサヤと言う上着を纏います。

 牧師は白い詰め襟の付いたシャツにスーツと言う、シンプルな服装になります。

 

女性

 神父や牧師、と言うと目にするのは男性ばかりですが、実際はどうでしょう?。

 まず神父の場合、女性は神父にはなれません。修道女、つまりシスターになれるだけです。

 牧師の場合、こちらは教派によっては女性も牧師になることが出来ます。

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神父と牧師と結婚式


 日本では結婚式を挙げる時、教会スタイルがありますが、あれは神父なのか牧師なのか?。実は殆どの場合牧師(プロテスタント)です。

 理由は、カトリックの教会では新郎新婦のどちらかが信者でなければ結婚式を挙げられないからです。しかし、プロテスタントでは信者でなくとも結婚式を挙げることが出来ます。そのため、ホテルや結婚式場付属のチャペルでの式は、まず間違いなく牧師によって執り行われます。

まとめ

・牧師はプロテスタンの聖職者で職名。
・神父はカトリックの聖職者で敬称。
・教派によっては女性も牧師になれるが、神父にはなれない。
・結婚式場で見かけるのは殆どプロテスタント。


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