紫外線の目への影響、目の痛みや頭痛の対策と予防策

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 強い紫外線を長時間浴びると、日焼けやシミなど様々な影響が出ますが、特に注意しなければいけないのは目です。

 紫外線の80%以上は角膜で吸収、角膜を通過した紫外線のほとんどが水晶体で吸収されますが、残りの1~2%が眼の奥の網膜まで到達。次第にダメージが蓄積していきます。

 紫外線は1年中降り注いでいますが、一番強くなるのは6~9月。また場所によっても強くなります。例えば雪山や砂浜。雪目と言う言葉があるほど砂や雪によって反射した紫外線は強く、目や肌を傷めてしまうのです。

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紫外線で目が痛くなった時

 強い日差し、雪や砂浜の反射光を浴びた後、直射日光や溶接の光を直視した後などに目に痛みを感じたら、角膜が炎症を起こしている可能性があります。

 これは紫外線角膜炎と呼ばれる病気で、目の充血や、目の痛み、涙が止まらないなどの症状が出ます。雪原で起こる雪眼炎や、溶接作業で起こる電気性眼炎がその代表です。
 

紫外線角膜炎になったら

 目を冷やして、なるべく動かさないようにして下さい。決して目をこすったりしないように。紫外線による目の炎症や充血を抑える、紫外線対策に特化した目薬もありますので、それらを使用して2~3日様子を見ましょう。通常は3日以内に自然回復します。もし、2~3日しても痛みが引かないようなら眼科を受診して下さい。

紫外線で頭痛がしたら

 紫外線(主に日光)を浴びる事で頭痛を起こす人もいます。紫外線による疲労や、日光の熱の影響、光刺激等が原因と考えられています。また、日射病でも頭痛が起きます。

 もし頭痛が起きたら、直射日光が当たらないように頭部を守り、出来れば日陰に避難しましょう。そして、痛む箇所にジェルシートや保冷剤などを当てて、直接冷して下さい。

 また、紫外線をカットする眼鏡やサングラスで、目から紫外線の侵入を防いで下さい。

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紫外線が引き起こす目の病気

 紫外線による影響は、紫外線角膜炎や頭痛だけではありません。長年蓄積されたダメージが目の老化を促進、眼病の原因となります。
 

白内障

 紫外線によって、水晶体のたんぱく質に変化が起こり、水晶体が濁って物がかすんだり、ぼやけて見えたりするようになります。
 

翼状片

 白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目頭(めがしら)の方から黒目に三角形状に入り込んでくる病気です。充血や異物感等の症状が出ます。
 

加齢黄斑変性症

 加齢に伴い眼の網膜にある黄斑部が変性を起こす病気です。物がゆがんで見える、視野の中心が欠ける、ぼやけて見える等の症状が出て、失明の原因となります。

紫外線対策

 紫外線角膜炎やその他の病気を防ぐためには、目に紫外線を進入させない事が大切です。

 サングラスを思い浮かべた方も多いかも知れませんが、ただのサングラスでは意味がありません。紫外線カット、いわゆるUVカットの機能を持ったサングラスが必要ですが、その表示に2種類あります。
 

紫外線透過率

 紫外線透過率は、紫外線を透過するかを示す数字で、低いほど紫外線カットの性能が高いと言う事になります。例えば、「紫外線透過率1.0%以下」と表示されていたら、それは紫外線を99%以上カット出来る事を意味します。
 

紫外線カット率

 文字通り、紫外線をカットする能力を示す数字で、数字が大きいほど性能が高いことになります。

 最近はサングラスだけでなく、メガネのレンズにもUVカットの機能がついています。新しく眼鏡を作る時は、是非UVカットのレンズを選びましょう。

 最後に、紫外線を完全に遮断しても目は大丈夫なのでしょうか?。結論から言うと、問題ありません。児童の場合、ある程度紫外線を浴びないと近視になりやすいと言う研究結果もありますが、成人の場合、目にとって紫外線は百害あって一利無しです。
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