七夕の食べ物は、そうめんだと知っていましたか?

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soumen
 正月はおせち料理、桃の節句には雛あられや甘酒、端午の節句に柏餅。それぞれの行事には、行事食と呼ばれる定番の食べ物がありますが、七夕は聞いたことが無いですね。

 では七夕には無いのかというと、余り知られていませんが、実はあります。それは「素麺(そうめん)」。意外な気もしますが、その由来は七夕と同じく古代中国にあります。

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そうめんの起源

 素麺の起源は、奈良時代に唐から伝来した唐菓子の「索餅(さくべい)」とする説が有力です。

 日本に残る索餅についての最も古い記録は、天武天皇の孫、長屋王邸宅跡(奈良市)から出土した木簡で、原形はもち米と小麦粉を細長く練り2本を索状によりあわせて油で揚げたもので、現在の油条に似たものと考えられており、麦縄(むぎなわ)とも呼ばれていました。

 「そうめん」という言葉が初めて登場したのは、南北朝時代の記録である『祇園執行日記』で、康永2年7月7日(1343年7月28日)の条に、麺類を指す言葉として索餅(さくべい)、索麺・素麺(そうめん)と3つの表記があります。

 南北朝時代の索餅がどのような形状だったのかは定かでありませんが、現在の素麺やうどんよりもかなり太く、ちぎって食べたのではないかとする説が有力で、室町時代には現在の形状になっていたとされます。

七夕にそうめんを食べる理由

 平安時代には、「7月7日に幼くして死んだ帝の子供が幽鬼となって疫病(熱病)を流行らせたので、生前好物だった索餅を供えて供養したところ災厄が治まった」という中国の故事に倣い、宮廷での七夕行事に索餅が取り入れられていました。
 現代でも、仙台市などでは七夕に魔除けや子供の健康を願って素麺を食べる習慣が残っています。また、中国の故事に因んで、素麺を「「鬼の腸(はらわた)」と呼ぶこともあります。

 七夕にそうめんを食べるという習慣は、全国的には余り知られていませんが、全国乾麺協同組合連合会では、1982(年昭和57年)に7月7日を「そうめんの日」と定めています。

 7月7日は、まだ梅雨明けしていない鬱陶しい時期。天の川を見上げながら、涼やかなそうめんを食べて子供の健康を願ってはいかがでしょう?。また、索餅のかわりに油条やツイストドーナッツを食べるのもいいでしょう。

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